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最終章、HINTERLAND Ⅲ

おはようございます。

月曜日。

やだな~なんて思ってはいけません。

気持ちです、気持ち。

今週も、爽やかにまいりましょう~

 

本日はHINTERLAND最終章。

FRANK LEDER週間も、

昨日で、札幌の地は終了。

これを機会にアーチさんのインスタなど、ご覧ください。↓

ARCH (@archsapporo) • Instagram photos and videos

 

吉祥寺では、最終日を迎えております。

平日ですが、

もし、足を運べるようでしたらば、ぜひ、台風の前に

お訪ねいただきたいです。

FRANK LEDER AUTUMN/WINTER 2016/17 いよいよ明日から!! - TOPICS | SEEK&FIND

 

さて、HINTERLAND 3部作の最終章2008-09年秋冬コレクション

ERZの炭鉱労働者、BUTCHER (肉屋の主人)とGASTHAUS (宿屋を兼ねた食堂)の次にテーマとしたのは、「HERRENTAG」と言われる伝統的な、直訳すると「男の日」についてでした。

*今回は全く聞いたことがない事が多いため、少々説明がながくなりますが、ご了承を。

毎年5月、ドイツの、主にHINTERLAND ではまだ風習が残っている風習。

その日は、朝、ソーセージとビールをHINTERLAND 2のような食堂で取った後、男たちは、住んでいる小さな町から自然の中へ徒歩で向かうのです。それは、主に友人同士の小さなグループで、新春を歓迎するために田舎までハイキングをするのです。

この伝統行事は、ドイツのロマン主義運動に根ざしているといわれているそうです。

(19世紀の文学的・芸術的運動は、自然の中にロマンの理想を模索することを主としていました。)

 

この日を祝うために、男の何人かは、彼らののんきで自由な気持ちを表現するために、パジャマのような放浪者風の服装をします。

彼らは田舎にハイキングをし、歌を唄い、お酒をたくさん飲み(当日の心の軽さを表わすごとく)羽を持つ鳥のように動きます。そして、開花した樺の木の束とライラックの枝をステッキの上部に結び付けます。

彼らは、夜、妻子の元にひどい二日酔いで帰るまでの1日、放浪者のふりをするのです。

これらの伝統は、およそ1870年代、産業革命全盛期に始まりました。工場や炭鉱(HINTERLAND 1)で働くために、多くの人々が地方から町や都会へと移りましたが、心の中で、田舎で味わう、あののんきな日を懐かしく恋しがるのです。

 

彼らは放浪者が理想であると思っていました。ルールに縛られず、自由気ままに、木からもぎ取った枝に、着替えを入れた袋をぶら下げ、田舎道を歩き回っています。彼は幸せであり、自然にも満足しています。ただ彼の本能のまま、今晩どこで寝ようが、次はどこへ行こうか、決まりはないのです。

 

そんな風景からコレクションが生まれました。

 

そのころの放浪者は現代とはまた違った意味合いを持っていたようです。

かれらは田舎から田舎を渡り歩くという自由な意思を持ち、時折、貧乏からの脱出もありましたが、殆どは冒険心からや、日々のマンネリズムからの脱却をする人々でした。詩人や画家のようなアーティストがたくさんいました。

 

イメージの古いポストカードが送られてきています。

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コレクションはこんな感じに仕上がっています。

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歴史的には

1930年代、ヒトラーが力を持つ国家主義社会で放浪者として生きる事を禁じられ、起訴されるようになり、彼らの生き方はナチスの理想である合理化とは異なることで排除され、終焉をむかえてしまいます。戦後も、放浪者の理想は存続する事が出来きなかったようです。それは今日、大工さんたちの言い伝えの中と、「HERRENTAG」を祝う時にだけ残っているのだそうです。 

今から思えば、この大工さんたちの間に残ったのは、彼らも修行の旅という伝統が残っているからでしょうね。

そう、フランクサポーターのみなさんにはお分かりのように

これが、後に、2014年春夏コレクション「WALZ (ヴァルツ)」へと繋がっていくのですね~。感慨深い。

 

このシーズンには、放浪者たちだけに伝わる特別なサインの話なども紹介されています。これを聞いた時、日本でも猟師さんだけに伝わる言葉があると知りました。

他国の風習で自国の風習もしることが多々多い、フランクのストーリー。

 

いかがでしたでしょか?

また、このような機会を持って、

過去のコレクションを紹介させていただけると嬉しいです。

 

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PS、この時のマッチなどが、吉祥寺に飾られていますね!

 

今週も踏ん張ってまいりまっしょう!

 

M